オンフィールドレビューの後、フィリップ・ウレモヴィッチに提示されるカードの色が変わると、山口瑠伊はやり場のない気持ちをぶつけるかのようにボールを高々と蹴り上げました。
しかし、その苛立ち、失望は始まりに過ぎませんでした。
東欧からの新戦力に期待のかかる再開初戦、川崎の入りは上々でした。エリソンが積極的にシュートを放つと、4分には橘田健人のミドルが炸裂。今シーズンは河原創にポジションを明け渡す試合が多かった背番号8が、スタメン起用に応えてみせます。
そんな中、ウレモヴィッチは試合にうまく入れていない様子でした。最初にパスを受けた際にはコントロールが乱れ、加入後即先発だった気負いも感じました。
そのままプレーを継続すると、碓井聖生に対するファウルで退場処分となります。長谷部茂利監督はやむなく伊藤達哉を下げ、ジェジエウを送らざるを得ません。
4-4-1で構える川崎ですが、ファン・ウェルメスケルケン・際がボックス近くでファウルを犯し、名古新太郎のフリーキックはエリソンに当たってゴールに吸い込まれます。
すぐさまエリソンが粘り強く勝ち越し点を挙げるも、コーナーキックから上島拓巳のゴールを許します。またもエリソンに当たっての失点でした。
前半終了間際、山本悠樹のコーナーキックがファーに流れ、それを拾った福岡がカウンターを発動させようとしたところ、慌てたファン・ウェルメスケルケンが福岡陣内で再びファウル。先程もらっていたイエローカードと合わせて2度目の警告により退場となりました。
まだ同点ではありましたが、後半の45分が残っている状況にもかかわらず、9人で戦わなくてはなりません。勝ち点を望むのは極めて難しくなりました。
ハーフタイム明け、指揮官はメンバー交代をせずに、3-4-1のシステムを採用しました。橘田とマルシーニョをウイングバックにして、守備時は5人で自陣深いエリアを埋めつつ、攻めに出ていく姿勢を崩さない妙案でした。
福岡に攻め込まれはしたものの、30分近くは守れていました。とはいえ限界はあり、橘田がボックス内でファウルをしてしまい、VARの介入を経てPKを献上します。
PKの判定が下る前からピッチ脇で準備していた河原とラザル・ロマニッチは、そのまま投入されました。名古に決められて試合をひっくり返された後、家長昭博と大関友翔が入ると、川崎は4-3-1に形を変えます。
明確に点を取るためのシステム変更でしたが、後方の穴は大きくなり、結果として失点を増やしてしまいます。傷口は広がり続け、最終的には5ゴールを許してしまいました。
数的不利だった中で、勝ち点獲得を目指した姿勢には川崎らしさを感じます。また、ロマニッチは窮屈な状況でもボールを巧みにキープでき、これからに期待を抱かせました。
2試合連続の逆転負けという結果で、リーグを制するのは難しいと言わざるを得ません。それでもプロとして下を向かずに次に進むほかありません。
しかし、その苛立ち、失望は始まりに過ぎませんでした。
東欧からの新戦力に期待のかかる再開初戦、川崎の入りは上々でした。エリソンが積極的にシュートを放つと、4分には橘田健人のミドルが炸裂。今シーズンは河原創にポジションを明け渡す試合が多かった背番号8が、スタメン起用に応えてみせます。
そんな中、ウレモヴィッチは試合にうまく入れていない様子でした。最初にパスを受けた際にはコントロールが乱れ、加入後即先発だった気負いも感じました。
そのままプレーを継続すると、碓井聖生に対するファウルで退場処分となります。長谷部茂利監督はやむなく伊藤達哉を下げ、ジェジエウを送らざるを得ません。
4-4-1で構える川崎ですが、ファン・ウェルメスケルケン・際がボックス近くでファウルを犯し、名古新太郎のフリーキックはエリソンに当たってゴールに吸い込まれます。
すぐさまエリソンが粘り強く勝ち越し点を挙げるも、コーナーキックから上島拓巳のゴールを許します。またもエリソンに当たっての失点でした。
前半終了間際、山本悠樹のコーナーキックがファーに流れ、それを拾った福岡がカウンターを発動させようとしたところ、慌てたファン・ウェルメスケルケンが福岡陣内で再びファウル。先程もらっていたイエローカードと合わせて2度目の警告により退場となりました。
まだ同点ではありましたが、後半の45分が残っている状況にもかかわらず、9人で戦わなくてはなりません。勝ち点を望むのは極めて難しくなりました。
ハーフタイム明け、指揮官はメンバー交代をせずに、3-4-1のシステムを採用しました。橘田とマルシーニョをウイングバックにして、守備時は5人で自陣深いエリアを埋めつつ、攻めに出ていく姿勢を崩さない妙案でした。
福岡に攻め込まれはしたものの、30分近くは守れていました。とはいえ限界はあり、橘田がボックス内でファウルをしてしまい、VARの介入を経てPKを献上します。
PKの判定が下る前からピッチ脇で準備していた河原とラザル・ロマニッチは、そのまま投入されました。名古に決められて試合をひっくり返された後、家長昭博と大関友翔が入ると、川崎は4-3-1に形を変えます。
明確に点を取るためのシステム変更でしたが、後方の穴は大きくなり、結果として失点を増やしてしまいます。傷口は広がり続け、最終的には5ゴールを許してしまいました。
数的不利だった中で、勝ち点獲得を目指した姿勢には川崎らしさを感じます。また、ロマニッチは窮屈な状況でもボールを巧みにキープでき、これからに期待を抱かせました。
2試合連続の逆転負けという結果で、リーグを制するのは難しいと言わざるを得ません。それでもプロとして下を向かずに次に進むほかありません。
