ホームとはいえ火曜日にBGパトゥム・ユナイテッドとの厳しいゲームを戦った川崎。この日はその時とはメンバーを一部入れ替えて臨み、勝ち点1を得るにとどまりました。

前半はJ1初担当という高崎航地主審のレフェリングにナーバスにさせられる機会も多く、また京都の執拗なプレッシャーには苦しめられました。前進が難しく、中盤から前線へと効果的にボールを動かすことができません。

福田心之助に先制を許しながら、19分にチョン・ソンリョンのロングキックを起点に、アピアタウィア久のミスを逃さなかった宮代大聖のゴールで追い付きました。しかし、ハーフタイム前に2失点します。

いずれもジェジエウの原大智に対する守備がやや甘くなり、豊川雄太に得点を許した格好です。コーナーキックを起点に小林悠のゴールで再び1点差としますが、ジェジエウはハーフタイムで山村和也と交代します。

山村と同時にジョアン・シミッチに代わって瀬古樹が投入され、中盤3枚の動きが柔軟になり、ボールの循環が改善されていきます。特に右ウイングの位置から中央に入る小林に集める形を増やして、京都ゴールに迫りました。

それでも得点には結び付かず、鬼木達監督はマルシーニョ、山田新、家長昭博を順々に送り出します。家長はトップ下の位置に入り、4-2-3-1に形を変えました。

その間、63分に井上黎生人を入れた京都は、守備時に5-4-1となるシステムに変更。川崎にとっては危険な場面が減ったものの、より一層攻めにくくなりました。

それゆえにマルシーニョが福田のファウルを受けて得たPKを、脇坂泰斗が沈めて追い付くのが精一杯でした。逆転を目指して、丁寧につなぐのをやめて放り込みを増やすも、最後まで4点目が奪えません。

これでリーグ戦は残留争いをしているチーム相手に2試合続けてのドローとなりました。追い付いて終えたとはいえ、現状の川崎の順位を反映したような、物足りなさの残るゲームでした。