前節、80分近く引っ張った同じメンバーで中3日での連戦。この条件で結果を出すのは難しいかと思われましたが、交代策が当たり、最終的に劇的ゴールで勝利をつかみました。
序盤の川崎はビルドアップで苦労し、また縦方向を強く意識した京都のテンポのいいボール回しに手を焼きました。今シーズンたびたび見られた悪い流れです。
それでも車屋紳太郎や登里享平の粘り強い対応もあって失点せずに乗り切り、瀬古樹がジョアン・シミッチの脇に立つ時間が増えて守備が安定しだします。
すると34分、脇坂泰斗が宮代大聖と絡んで一度はネットを揺らしました。しかしオフサイドの判定により得点は認められません。
ここから川崎の攻撃に勢いが生まれました。ただ、コーナーキックを取る場面もなく、決定機をつくれないまま45分を終えます。
後半は京都の曺貴裁監督が先に交代カードを切り、パトリックらが入った一方で、鬼木達監督が動いたのは残り25分を切ってからでした。
まず、長らく戦線から離脱していたマルシーニョがピッチに戻ってきました。おそらくまだプレータイムは限定されるでしょうが、左サイドを疾走する川崎のストロングポイントの復活です。
その後、京都の得点がオフサイドで取り消された後、80分に5人目の交代として小林悠が送り込まれました。これで是が非でも勝ちに行く形ができあがります。
それでもしばらくスコアは動かず、猛攻を仕掛けて山根視来のクロスに小林が合わせたシュートも若原智哉に防がれました。
健闘虚しく引き分け濃厚の気配が漂う中、ボックス手前でマルシーニョのパスを苦しい態勢ながら受けた大島僚太がファーサイドにラストパスを送り、それを小林が確実に、若原に触られないような軌道のヘッドを決めてみせました。90+4分のことでした。
小林は感情の昂ぶりを抑え切れずにユニフォームを脱ぎ、背番号11をサポーターに向けて力強く掲げます。
川崎はこのまま逃げ切り、完封で今シーズン初の連勝を飾りました。暫定順位で1つ上にいた京都を直接下し、10位に浮上です。西日本でのアウェイ2連戦をものにして、サガン鳥栖戦に向けてホームへと戻ります。
序盤の川崎はビルドアップで苦労し、また縦方向を強く意識した京都のテンポのいいボール回しに手を焼きました。今シーズンたびたび見られた悪い流れです。
それでも車屋紳太郎や登里享平の粘り強い対応もあって失点せずに乗り切り、瀬古樹がジョアン・シミッチの脇に立つ時間が増えて守備が安定しだします。
すると34分、脇坂泰斗が宮代大聖と絡んで一度はネットを揺らしました。しかしオフサイドの判定により得点は認められません。
ここから川崎の攻撃に勢いが生まれました。ただ、コーナーキックを取る場面もなく、決定機をつくれないまま45分を終えます。
後半は京都の曺貴裁監督が先に交代カードを切り、パトリックらが入った一方で、鬼木達監督が動いたのは残り25分を切ってからでした。
まず、長らく戦線から離脱していたマルシーニョがピッチに戻ってきました。おそらくまだプレータイムは限定されるでしょうが、左サイドを疾走する川崎のストロングポイントの復活です。
その後、京都の得点がオフサイドで取り消された後、80分に5人目の交代として小林悠が送り込まれました。これで是が非でも勝ちに行く形ができあがります。
それでもしばらくスコアは動かず、猛攻を仕掛けて山根視来のクロスに小林が合わせたシュートも若原智哉に防がれました。
健闘虚しく引き分け濃厚の気配が漂う中、ボックス手前でマルシーニョのパスを苦しい態勢ながら受けた大島僚太がファーサイドにラストパスを送り、それを小林が確実に、若原に触られないような軌道のヘッドを決めてみせました。90+4分のことでした。
小林は感情の昂ぶりを抑え切れずにユニフォームを脱ぎ、背番号11をサポーターに向けて力強く掲げます。
川崎はこのまま逃げ切り、完封で今シーズン初の連勝を飾りました。暫定順位で1つ上にいた京都を直接下し、10位に浮上です。西日本でのアウェイ2連戦をものにして、サガン鳥栖戦に向けてホームへと戻ります。