谷口彰悟が出場停止で不在となった一戦は、今シーズン3回目となる4失点を喫し、なおかつ2試合連続無得点に終わりました。

5-3-2で構える湘南相手に川崎はサイドを使いつつ、背後へのボールも交えながら攻めました。レアンドロ・ダミアンも時折サイドに流れてプレーします。

一方で前半から湘南のスピーディーでダイナミックな攻撃にミドルゾーンで翻弄されるシーンがたびたび見られました。それでも前半はチョン・ソンリョンの好セーブもあり、スコアレスで終えます。

50分、杉岡大暉のコーナーキックを町野修斗に合わせられて先制を許します。町野には佐々木旭がついていましたが抑え切れませんでした。

4分後、今度は山根視来が上がったサイドを突かれ、山村和也が空いたスペースにつり出されると、最後はフリーの池田昌生に絶妙なコースに放たれたヘッドを決められました。

ビハインドが2点になったところで鬼木達監督が動きます。遠野大弥と佐々木を下げ、ジョアン・シミッチと瀬古樹を入れました。瀬古はビルドアップでミスの目立った佐々木の担当していた左サイドバックを任されます。

しかし、川崎はミドルゾーンでのボールロストをきっかけにカウンターを食らい、さらに2失点。特に3失点目は車屋紳太郎が上がっていたこともあり、後ろの枚数が足りずに防ぎようのない失点でした。残り時間は30分を切っています。

ベンチは66分で交代枠を使い切り、システムを3-4-3に変更。瀬古を右、宮城天を左のウイングバックに配し、小林悠、レアンドロ・ダミアン、知念慶を同時に起用します。幅を取りつつ中央で勝負する姿勢を打ち出しました。

前線にターゲットが増えたこと、そしてリスク回避で湘南のプレッシャーを嫌ったことから中盤を省略したロングボールが主体となります。慣れない攻め方というのもあってか、可能性は低く、単調になりました。

それでも宮城がサイドからシュートを放ったり、宮城のパスを受けた小林が反転してシュートを打ったりしましたが、いずれも谷晃生に防がれてしまいます。

結局、反撃のゴールすら奪えぬまま、ホームで大敗を喫しました。これで得失点差により2位に転落しました。