年齢制限のない日本代表にとってはホームの中のホーム、埼玉スタジアム2002での戦いでしたが、余裕を持ってボールを保持できた3日前の南アフリカ戦とは打って変わって、少しでももたつくと激しいプレスにさらされるタフなゲームとなりました。
序盤から苦しい中で日本はサイドに活路を見出そうとします。まずは遠藤航がアウトサイドで相馬勇紀に出してコーナーキックを獲得。続いては酒井宏樹が堂安律に出し、堂安が平行に入れたグラウンダーのボールに久保建英が突っ込みゴールネットを揺らしました。
さらに相馬がボックス内で仕掛けることにより、VARの介入によるオンフィールドレビューの結果PKを得ると、これを堂安がほぼ真ん中に蹴り込んで11分でリードを2点に広げます。
ダメージを受けたメキシコはこれ以上傷口を広げたくないのか、立ち上がりよりも攻守両面で慎重にプレーするようになりました。対する日本は畳み掛けるようにショートカウンターを繰り出して貪欲にゴールに迫ります。
ただ徐々にメキシコがペースを取り戻し、30分過ぎになるとミドルゾーンでは相手が優位に立ちます。ここから日本がボールを支配する時間が短くなり、最後まで体を張って我慢する時間が続くこととなります。
ハーフタイム明けも構図は変わらず、日本はメキシコに押し込まれ、加えて主戦場となるエリアが自陣深いところへと移っていきました。それでも決定的なチャンスをつくらせないで凌ぎます。
防戦気味の日本はカウンターに勝機を見出したいところですが、こちらもビッグチャンスはつくれず、枠内に飛んだシュートもギジェルモ・オチョアの懐に難なく収まりました。
そんな中、田中碧が中盤から出したパスを受けた堂安がペナルティエリア手前で倒され、ファウルを犯したホアン・バスケスが68分に一発退場となりました。これで数の上では日本が有利になります。
相手の枚数が1枚少なくなり、ピッチには日本が攻めるスペースが生まれました。森保一監督は三笘薫、上田綺世を送り込み、前線のさらなる活性化を図ります。
流れの中で崩しての得点は難しくなったメキシコは、セットプレーに狙いを定め、実際に85分に途中投入のロベルト・アルバラドがフリーキックを沈めました。谷晃生は手前で飛んだセサル・モンテスの動きに釣られて阻止しきれません。
1点差に詰め寄られ、アディショナルタイムを含めて10分近くありながら日本は辛抱強く耐え抜きます。終盤は三笘が相手陣内でキープするなどして時間を進めました。
交代枠は2枚残っていましたが、森保監督はそれを使わないまま、谷のファインセーブにも救われてタイムアップを迎えます。これで勝ち点を6に伸ばしてグループ首位に立ちました。
しかしスタメンは過密日程にもかかわらず前の試合から1人変えただけで臨んだ上、後ろのメンバーを中心にイエローカードを受けている選手も少なくないため、引き分け以上で首位通過が叶うとはいえ、次のフランス戦での選手起用が非常に重要になります。
序盤から苦しい中で日本はサイドに活路を見出そうとします。まずは遠藤航がアウトサイドで相馬勇紀に出してコーナーキックを獲得。続いては酒井宏樹が堂安律に出し、堂安が平行に入れたグラウンダーのボールに久保建英が突っ込みゴールネットを揺らしました。
さらに相馬がボックス内で仕掛けることにより、VARの介入によるオンフィールドレビューの結果PKを得ると、これを堂安がほぼ真ん中に蹴り込んで11分でリードを2点に広げます。
ダメージを受けたメキシコはこれ以上傷口を広げたくないのか、立ち上がりよりも攻守両面で慎重にプレーするようになりました。対する日本は畳み掛けるようにショートカウンターを繰り出して貪欲にゴールに迫ります。
ただ徐々にメキシコがペースを取り戻し、30分過ぎになるとミドルゾーンでは相手が優位に立ちます。ここから日本がボールを支配する時間が短くなり、最後まで体を張って我慢する時間が続くこととなります。
ハーフタイム明けも構図は変わらず、日本はメキシコに押し込まれ、加えて主戦場となるエリアが自陣深いところへと移っていきました。それでも決定的なチャンスをつくらせないで凌ぎます。
防戦気味の日本はカウンターに勝機を見出したいところですが、こちらもビッグチャンスはつくれず、枠内に飛んだシュートもギジェルモ・オチョアの懐に難なく収まりました。
そんな中、田中碧が中盤から出したパスを受けた堂安がペナルティエリア手前で倒され、ファウルを犯したホアン・バスケスが68分に一発退場となりました。これで数の上では日本が有利になります。
相手の枚数が1枚少なくなり、ピッチには日本が攻めるスペースが生まれました。森保一監督は三笘薫、上田綺世を送り込み、前線のさらなる活性化を図ります。
流れの中で崩しての得点は難しくなったメキシコは、セットプレーに狙いを定め、実際に85分に途中投入のロベルト・アルバラドがフリーキックを沈めました。谷晃生は手前で飛んだセサル・モンテスの動きに釣られて阻止しきれません。
1点差に詰め寄られ、アディショナルタイムを含めて10分近くありながら日本は辛抱強く耐え抜きます。終盤は三笘が相手陣内でキープするなどして時間を進めました。
交代枠は2枚残っていましたが、森保監督はそれを使わないまま、谷のファインセーブにも救われてタイムアップを迎えます。これで勝ち点を6に伸ばしてグループ首位に立ちました。
しかしスタメンは過密日程にもかかわらず前の試合から1人変えただけで臨んだ上、後ろのメンバーを中心にイエローカードを受けている選手も少なくないため、引き分け以上で首位通過が叶うとはいえ、次のフランス戦での選手起用が非常に重要になります。