セレッソはタフに守ってきました。川崎のビルドアップ開始時、センターバックにはプレッシャーをかけないものの、彼らのそばに立つ守田英正には奥埜博亮、ブルーノ・メンデスの2人がついてパスコースを消し、その先のインサイドハーフには藤田直之、レアンドロ・デサバトがつくという形をとります。そしてサイドバックにボールが出ると、サイドハーフが襲い掛かってきました。
川崎は積極的にライン間にボールを出し入れしながらも流れの中での攻略が難しい状況で、セットプレーに活路を見出します。
37分、脇坂泰斗のコーナーキックの流れでクリアされたボール。それに反応した登里享平は単に蹴り返したのではありませんでした。ハイボールの先には、右サイドでフリーの脇坂が待っていました。脇坂がダイレクトでゴール前に入れると、その先にいた小林悠を警戒した瀬古歩夢がボールに触れてオウンゴールとなります。
そこから2点目に至るまでは時間がかかってしまいました。大島僚太と三笘薫を投入したのは、ジェジエウと谷口彰悟の間に立った奥埜に同点弾を許した直後。ハーフタイム明けに一気にリードを広げたいはずが、セレッソに追い付かれてしまったのです。
同点になってからの巻き返しに奮起したのは、ベンチから投入された選手達でした。大島は攻撃面のコントロールのみならず、守備面でも大きく貢献。イエローカードをもらう結果にはなりましたが、キム・ジンヒョンにプレッシャーをかけてゴールを奪おうとするプレーは象徴的なシーンでした。
83分のレアンドロ・ダミアンの決勝点は、先制点同様にコーナーキックからでした。セカンドボールを豪快なシュートに変えた旗手怜央の一撃がキム・ジンヒョンを襲い、こぼれ球にレアンドロ・ダミアンが詰めました。
最後は左サイドを主戦場とする三笘が中央に絞り、山根視来が粘って送ったボールに合わせてだめ押しゴールを奪います。川崎が再びリードした直後に柿谷曜一朗をはじめ3人を同時に送り込んできたセレッソの戦意を削ぐ貴重な1点です。
この試合では守備陣の奮闘も見逃せません。常にギリギリの局面で阻止するプレーが光るジェジエウだけでなく、谷口、登里、守田も大事な場面で体を張り、自陣での危機的状況を足を伸ばして防ぎました。
今シーズン最大の山場と言える6ポイントマッチを制した川崎。残り13試合に対し、2位セレッソとの勝ち点差は14となりました。
川崎は積極的にライン間にボールを出し入れしながらも流れの中での攻略が難しい状況で、セットプレーに活路を見出します。
37分、脇坂泰斗のコーナーキックの流れでクリアされたボール。それに反応した登里享平は単に蹴り返したのではありませんでした。ハイボールの先には、右サイドでフリーの脇坂が待っていました。脇坂がダイレクトでゴール前に入れると、その先にいた小林悠を警戒した瀬古歩夢がボールに触れてオウンゴールとなります。
そこから2点目に至るまでは時間がかかってしまいました。大島僚太と三笘薫を投入したのは、ジェジエウと谷口彰悟の間に立った奥埜に同点弾を許した直後。ハーフタイム明けに一気にリードを広げたいはずが、セレッソに追い付かれてしまったのです。
同点になってからの巻き返しに奮起したのは、ベンチから投入された選手達でした。大島は攻撃面のコントロールのみならず、守備面でも大きく貢献。イエローカードをもらう結果にはなりましたが、キム・ジンヒョンにプレッシャーをかけてゴールを奪おうとするプレーは象徴的なシーンでした。
83分のレアンドロ・ダミアンの決勝点は、先制点同様にコーナーキックからでした。セカンドボールを豪快なシュートに変えた旗手怜央の一撃がキム・ジンヒョンを襲い、こぼれ球にレアンドロ・ダミアンが詰めました。
最後は左サイドを主戦場とする三笘が中央に絞り、山根視来が粘って送ったボールに合わせてだめ押しゴールを奪います。川崎が再びリードした直後に柿谷曜一朗をはじめ3人を同時に送り込んできたセレッソの戦意を削ぐ貴重な1点です。
この試合では守備陣の奮闘も見逃せません。常にギリギリの局面で阻止するプレーが光るジェジエウだけでなく、谷口、登里、守田も大事な場面で体を張り、自陣での危機的状況を足を伸ばして防ぎました。
今シーズン最大の山場と言える6ポイントマッチを制した川崎。残り13試合に対し、2位セレッソとの勝ち点差は14となりました。