レアンドロ・デサバトのマイナスのクロスを鈴木孝司に合わされ、再びセレッソにリードを許したあと、ミドルゾーンのプレッシャーのかからないなんでもないところで2回のパスミスがありました。
勝ち星から見放されているだけでなく、完敗を喫した名古屋グランパス戦以降、4試合連続の複数失点に川崎の選手たちの気持ちが切れてしまったかのようでした。
もう一度立て直して、同点そして逆転するべく、鬼木達監督は手を打ちます。
ここのところ2トップに変更する際は、中村憲剛を残してトップ下からセンターハーフに下げるパターンが多かったのですが、今回は下田北斗、守田英正を両方とも残します。そして随所でセンスのいいパスを繰り出すも相手に阻まれ続けていた背番号14を下げる決断をしました。
しかし、決定的な働きが数多くできる選手の不在は大きく響き、最後の交代は先発起用に応えようとはしているもののもうひとつチームに馴染みきれていないマギーニョに代えて脇坂泰斗をチョイスしました。脇坂はセンターハーフながら重心を前に置いてのプレーを求められ、右サイドバックは守田に任せます。
迷走、とまでは言えませんが、結果が出ず、勝ち方を忘れてしまったチームは、本来の戦い方を再現することができません。サイドハーフを代えて、ディフェンスを固めに入ったセレッソのゴールをこじ開けるのは至難の業となりました。
相手の攻略には序盤から苦労していました。真ん中を固めつつも、川崎がサイドに展開するとスムーズにスライドされ、一気に3、4人に詰められるケースが多く、相手陣内での余裕を持ったポゼッションはできませんでした。
それゆえ1対1の同点に追い付いたときは川崎らしいパスで一気に崩した形でのゴールではなく、家長昭博のクロスのこぼれ球を阿部浩之が打ち抜いて生まれました。
どんな形でもいいからとにかく勝つ、という結果を残さなければ、現在の負のスパイラルからは抜け出せそうにありません。次節、監督が代わったとはいえ最下位から脱出できずにいるジュビロ磐田との対戦を再浮上のきっかけにしなければなりません。
勝ち星から見放されているだけでなく、完敗を喫した名古屋グランパス戦以降、4試合連続の複数失点に川崎の選手たちの気持ちが切れてしまったかのようでした。
もう一度立て直して、同点そして逆転するべく、鬼木達監督は手を打ちます。
ここのところ2トップに変更する際は、中村憲剛を残してトップ下からセンターハーフに下げるパターンが多かったのですが、今回は下田北斗、守田英正を両方とも残します。そして随所でセンスのいいパスを繰り出すも相手に阻まれ続けていた背番号14を下げる決断をしました。
しかし、決定的な働きが数多くできる選手の不在は大きく響き、最後の交代は先発起用に応えようとはしているもののもうひとつチームに馴染みきれていないマギーニョに代えて脇坂泰斗をチョイスしました。脇坂はセンターハーフながら重心を前に置いてのプレーを求められ、右サイドバックは守田に任せます。
迷走、とまでは言えませんが、結果が出ず、勝ち方を忘れてしまったチームは、本来の戦い方を再現することができません。サイドハーフを代えて、ディフェンスを固めに入ったセレッソのゴールをこじ開けるのは至難の業となりました。
相手の攻略には序盤から苦労していました。真ん中を固めつつも、川崎がサイドに展開するとスムーズにスライドされ、一気に3、4人に詰められるケースが多く、相手陣内での余裕を持ったポゼッションはできませんでした。
それゆえ1対1の同点に追い付いたときは川崎らしいパスで一気に崩した形でのゴールではなく、家長昭博のクロスのこぼれ球を阿部浩之が打ち抜いて生まれました。
どんな形でもいいからとにかく勝つ、という結果を残さなければ、現在の負のスパイラルからは抜け出せそうにありません。次節、監督が代わったとはいえ最下位から脱出できずにいるジュビロ磐田との対戦を再浮上のきっかけにしなければなりません。