トップの阪野豊史を含めて11人で下がって守る松本に対し、川崎は最後まで崩し切れないまま勝つべき試合をものにできませんでした。
前半は川崎が陥りがちな左サイド偏重の攻撃になることもなく、右サイドもバランスよく使い、攻略の難しい中央でも田中碧がミドルシュートを放つなど、工夫をこらそうとする意図が随所に見えました。
また中盤は、トップ下の位置だと包囲網をつくられて苦労していた中村憲剛が後方まで下がったり、登里享平がハーフスペースにポジションをとるなど、数的優位をつくる努力を続けていました。
それでも決定機をつくれないために鬼木達監督が切ったカードは、大方想定できるものでした。
水曜日のサンフレッチェ広島戦でベンチにも入らず、フレッシュな状態で臨ませながら効果的な働きがほとんどできなかった知念慶を下げてレアンドロ・ダミアンを後半18分に投入。アタッキングサードで小さなミスが目立った齋藤学を前へ突進する力のある長谷川竜也に代え、最後は下田北斗に代えて小林悠を入れて前線中央の人数を増やしました。
それ以外では登里と車屋紳太郎のポジションを入れ替えたり、下田を下げた際に中村をセンターハーフにするなどしますが、劇的な効果は得られませんでした。
逆に決定機をつくっていたのは、ボールを握られていた松本の方で、パウリーニョのミドル、セルジーニョのフリーキックがいずれもチョン・ソンリョンを襲いました。
加えてシュートには至らなかったものの、ジェジエウや谷口彰悟、下田が下がって懸命に足を延ばして防いだ場面もありました。
川崎は攻撃面で最後までらしさを発揮させてもらえず、終盤はクロス主体になるも、レアンドロ・ダミアンがしきりに要求したアーリークロスはなく、ようやく上げたところで守田達弥に簡単にキャッチされてチャンスにすることができませんでした。
前日に横浜F・マリノス、鹿島アントラーズがともに敗れていただけに、ホームで勝ち点3を獲得した上で順位を上げたかったところですが、松本の術中にはまりスコアレスドローに終わりました。
前半は川崎が陥りがちな左サイド偏重の攻撃になることもなく、右サイドもバランスよく使い、攻略の難しい中央でも田中碧がミドルシュートを放つなど、工夫をこらそうとする意図が随所に見えました。
また中盤は、トップ下の位置だと包囲網をつくられて苦労していた中村憲剛が後方まで下がったり、登里享平がハーフスペースにポジションをとるなど、数的優位をつくる努力を続けていました。
それでも決定機をつくれないために鬼木達監督が切ったカードは、大方想定できるものでした。
水曜日のサンフレッチェ広島戦でベンチにも入らず、フレッシュな状態で臨ませながら効果的な働きがほとんどできなかった知念慶を下げてレアンドロ・ダミアンを後半18分に投入。アタッキングサードで小さなミスが目立った齋藤学を前へ突進する力のある長谷川竜也に代え、最後は下田北斗に代えて小林悠を入れて前線中央の人数を増やしました。
それ以外では登里と車屋紳太郎のポジションを入れ替えたり、下田を下げた際に中村をセンターハーフにするなどしますが、劇的な効果は得られませんでした。
逆に決定機をつくっていたのは、ボールを握られていた松本の方で、パウリーニョのミドル、セルジーニョのフリーキックがいずれもチョン・ソンリョンを襲いました。
加えてシュートには至らなかったものの、ジェジエウや谷口彰悟、下田が下がって懸命に足を延ばして防いだ場面もありました。
川崎は攻撃面で最後までらしさを発揮させてもらえず、終盤はクロス主体になるも、レアンドロ・ダミアンがしきりに要求したアーリークロスはなく、ようやく上げたところで守田達弥に簡単にキャッチされてチャンスにすることができませんでした。
前日に横浜F・マリノス、鹿島アントラーズがともに敗れていただけに、ホームで勝ち点3を獲得した上で順位を上げたかったところですが、松本の術中にはまりスコアレスドローに終わりました。