ホームチームとして、そしてなによりワールドカップ出場国として、最後の最後に意地を見せてドローに持ち込むことのできた一戦でした。
長いボールを多用したニュージーランド戦とは戦い方を変え、立ち上がりは相手に多少詰め寄られた後方でもボールをテンポよくつないでいた日本。とりわけ前半17分の杉本健勇のゴールまでの一連の流れは、無駄なくすばやいパスワークを披露してみせました。
しかし、時間の経過とともに先発9人を入れ替えた影響か、はたまた選手個々のアピールしたい気持ちが裏目に出たか、バイタルエリアから先の連携がうまくできずにスローダウンしてしまう場面が増えていきます。ニュージーランド戦ほど無暗に動かなくなった小林祐希のスルーパスもなかなか通りません。
そうこうしているうちに、序盤は連係ミスの目立っていたハイチに守備の甘さを突かれて失点を重ねてしまいました。2対1とリードしていた後半8分にはフリーキックへの準備がまったくできておらず、変化をつけたプレーに対応しきれないうちに、カルランス・アルキュスにクロスを入れられ、デュカン・ナゾンに決められてしまいます。
また後半33分のナゾンのミドルシュートも、守備陣の寄せの甘さが失点につながりました。フレンドリーマッチとはいえ、あまりに軽率過ぎました。
その後はハイチに逆転を許す3分前からポジションを左サイドに移した原口元気が躍動。原口からはなんとしてでも同点に追い付こうとする気概が感じられました。
結局、後半47分に香川真司を狙った車屋紳太郎のマイナスのクロスは阻まれたものの、こぼれ球を酒井高徳が拾ってシュートを放ち、そのコースを香川が変えて3対3の同点に追い付きました。
こうしてとりあえず負けなくてよかったという結果になってしまいました。選手招集に制限のない今後のインターナショナルマッチウィークの試合は、11月のブラジル、ベルギーとの戦いを含め、本大会をにらんださらなる格上との対戦が続くことが予想されるため、よりいっそう気を引き締めなければ痛い目を見ることになります。
長いボールを多用したニュージーランド戦とは戦い方を変え、立ち上がりは相手に多少詰め寄られた後方でもボールをテンポよくつないでいた日本。とりわけ前半17分の杉本健勇のゴールまでの一連の流れは、無駄なくすばやいパスワークを披露してみせました。
しかし、時間の経過とともに先発9人を入れ替えた影響か、はたまた選手個々のアピールしたい気持ちが裏目に出たか、バイタルエリアから先の連携がうまくできずにスローダウンしてしまう場面が増えていきます。ニュージーランド戦ほど無暗に動かなくなった小林祐希のスルーパスもなかなか通りません。
そうこうしているうちに、序盤は連係ミスの目立っていたハイチに守備の甘さを突かれて失点を重ねてしまいました。2対1とリードしていた後半8分にはフリーキックへの準備がまったくできておらず、変化をつけたプレーに対応しきれないうちに、カルランス・アルキュスにクロスを入れられ、デュカン・ナゾンに決められてしまいます。
また後半33分のナゾンのミドルシュートも、守備陣の寄せの甘さが失点につながりました。フレンドリーマッチとはいえ、あまりに軽率過ぎました。
その後はハイチに逆転を許す3分前からポジションを左サイドに移した原口元気が躍動。原口からはなんとしてでも同点に追い付こうとする気概が感じられました。
結局、後半47分に香川真司を狙った車屋紳太郎のマイナスのクロスは阻まれたものの、こぼれ球を酒井高徳が拾ってシュートを放ち、そのコースを香川が変えて3対3の同点に追い付きました。
こうしてとりあえず負けなくてよかったという結果になってしまいました。選手招集に制限のない今後のインターナショナルマッチウィークの試合は、11月のブラジル、ベルギーとの戦いを含め、本大会をにらんださらなる格上との対戦が続くことが予想されるため、よりいっそう気を引き締めなければ痛い目を見ることになります。
