3年7ヵ月前、旧国立競技場での最後の試合として行われたニュージーランド戦は、景気よく4点を先制しながらその後に2点を返され、突き放すためのさらなる追加点を挙げられずに終わるという少々後味の悪いものでした。
今回の対戦は、ニュージーランドが大陸間プレーオフという真剣勝負を来月に控えている状況下で、接戦ながら終盤に勝ち越しに成功。ワールドカップ予選が終わり、リスタートとなった一戦をきっちりと締めることができました。
ただ、ほぼベストのメンバーで臨んだ後半15分までの60分間はあまりいいものではありませんでした。前半は長めのボールを後方から武藤嘉紀や大迫勇也へと供給し、ピッチを大きく使いながら攻めたものの、肝心のフィニッシュの精度を欠き得点を奪えません。
ようやくゴールを奪ったのは後半に入ってからで、大迫勇也のPKによるものでした。
するとニュージーランドはマイケル・ボクスオールのロングスローを含むリスタートで日本を押し込み始め、ホームチームが流れを引き戻すことができないうちに、クリス・ウッドが同点弾を決めました。長友佑都と井手口陽介の2人で対応していながら、サイドからマルコ・ロハスのクロスを許してしまったのです。
その後の約10分間も日本はなかなかリズムを取り戻せないでいました。変化が生まれたのは後半25分、乾貴士が左サイドに入ってからでした。
日本はドリブルの得意な乾を積極的に使い、乾もそれに応えるように果敢にゴール前で仕掛けていきました。後半40分には乾のマイナスのパスに小林祐希が合わせ、ステファン・マリノビッチに弾かれる場面がありました。
そしてその2分後、地道な取り組みが実って待望の瞬間が訪れます。乾が逆サイドにボールを送って酒井宏樹が折り返し、最後は倉田秋が大事に頭を合わせてスコアを2対1にしました。
FIFAランキング113位とはいえ、タフな相手に苦しめられながらも勝ち切れた。圧倒することができなかったのは残念ですが、その点をポジティブに考えたい試合でした。
今回の対戦は、ニュージーランドが大陸間プレーオフという真剣勝負を来月に控えている状況下で、接戦ながら終盤に勝ち越しに成功。ワールドカップ予選が終わり、リスタートとなった一戦をきっちりと締めることができました。
ただ、ほぼベストのメンバーで臨んだ後半15分までの60分間はあまりいいものではありませんでした。前半は長めのボールを後方から武藤嘉紀や大迫勇也へと供給し、ピッチを大きく使いながら攻めたものの、肝心のフィニッシュの精度を欠き得点を奪えません。
ようやくゴールを奪ったのは後半に入ってからで、大迫勇也のPKによるものでした。
するとニュージーランドはマイケル・ボクスオールのロングスローを含むリスタートで日本を押し込み始め、ホームチームが流れを引き戻すことができないうちに、クリス・ウッドが同点弾を決めました。長友佑都と井手口陽介の2人で対応していながら、サイドからマルコ・ロハスのクロスを許してしまったのです。
その後の約10分間も日本はなかなかリズムを取り戻せないでいました。変化が生まれたのは後半25分、乾貴士が左サイドに入ってからでした。
日本はドリブルの得意な乾を積極的に使い、乾もそれに応えるように果敢にゴール前で仕掛けていきました。後半40分には乾のマイナスのパスに小林祐希が合わせ、ステファン・マリノビッチに弾かれる場面がありました。
そしてその2分後、地道な取り組みが実って待望の瞬間が訪れます。乾が逆サイドにボールを送って酒井宏樹が折り返し、最後は倉田秋が大事に頭を合わせてスコアを2対1にしました。
FIFAランキング113位とはいえ、タフな相手に苦しめられながらも勝ち切れた。圧倒することができなかったのは残念ですが、その点をポジティブに考えたい試合でした。
