2ndステージ第7節のヴァンフォーレ甲府戦以降、連勝も連敗もなく、勝っては負けの繰り返しが続き、この第14節も敗れた川崎はついに年間首位から陥落。2ndステージの2位のポジションも神戸に譲ることになってしまいました。

守備は守護神チョン・ソンリョンの負傷、不在の影響もあって、ここ3試合で8失点と、上位争いをしているクラブとしては深刻な状況に陥っています。神戸戦では切れ味鋭いカウンターに苦しめられて疲弊。失点はミス絡みのものが目立ちました。

先制された場面は、レアンドロのプレッシャーを受けた高木駿のキックが相手に渡り、3点目は三好康児がシステム変更に伴うポジション移動を怠ったため、空いたサイドを突かれて、最終的にはそれぞれ渡邉千真、レアンドロにゴールを奪われてしまいました。

持ち味の攻撃は、風間八宏監督が3-4-2-1から4-2-3-1、そして4-4-2へとシステムを変え、田坂祐介や小林悠ら選手の配置を変え、前への圧力を強めようとするものの、ボール回しのテンポがなかなか速まらず、肝心のアタッキングサードで迫力を欠いてしまい、不発に終わりました。

決定的な場面がなかったわけではないのですが、前半1分の小林の巧みなかわしから放たれたシュートはキム・スンギュに防がれ、後半21分の中村憲剛からエウシーニョを経由しての三好のシュートは右足だったため枠をとらえきれず、40分と45分の森本貴幸のシュートはいずれも力が弱く、キム・スンギュに難なくキャッチされてしまいました。

言い訳のできない完敗を果たして乗り越えられるかどうか――。代表戦とルヴァンカップによる中断期間でどれだけ立て直せるかが重要になってきます。