AFC U-23選手権に向けて仙台で行われた強化試合は、日本が危なげなくコスタリカを下して終わりました。
日本は前半から積極的にシュートを打って、主導権を握ります。前半6分、遠藤航が反転してガブリエル・レイバをかわしてスルーパスを出し、最終ラインの背後を突いた浅野拓磨が迷わずシュートを放ちました。ここはファーサイドのポストに阻まれ、先制点とはなりませんでした。
21分には、野津田岳人のCKをウィリアム・ヘルナンデス・ゴンサレスとスティーブ・ガリタ・ヒメネスに競り勝った遠藤が頭で合わせるも、GKダリル・パーカー・コルテスにセーブされます。
初めて相手のゴールネットを揺らしたのは、36分でした。CBの間にポジションをとった遠藤が、左サイドに正確なロングパスを供給。亀川諒史が縦への突破でヒメネスを振り切ると、中央にクロスを上げます。それを野津田が飛びながら右足に当てて決めました。この時、浅野がダイアゴナルな動きで、フリオ・カスカンテ・ソロルサノを引き付け、浅野をフリーにした動きも見逃せません。
結局、45分間で危なかったシーンというと、10分のミスパスをルイス・セケイラ・ゲレロにかっさらわれ、カウンターを食らったところぐらいでした。マイロン・ジョルジのシュートはコースを狭めて体を張った櫛引政敏が防ぎました。
8人交代可能というレギュレーションで、目まぐるしく選手が入れ替わった後半も、日本のペースは落ちません。
後半6分、交代出場の喜田拓也が高い位置でボールを奪ってペナルティエリアに入り、マイナスのクロスを送ります。野津田が走り込んでいましたが、ヒメネスのスライディングしてのディフェンスに阻止されました。
その後、亀川や中島翔哉がクロスを上げますが、なかなか決定機には結びつきませんでした。
こうした中で結果を出したのが、25分に野津田に代わって入った金森健志です。32分、中盤でウィリアム・キロスのミスパスを奪った金森は、ペナルティアークまで持ち込んで豪快に右足を振り抜きました。アウトにかかったボールはゴールネットを激しく揺さぶりました。
37分には波状攻撃から再び金森が相手DFのわずかな隙間を縫ってシュートを放ちますが、今回はコルテスに止められてしまいます。
そして43分、手倉森誠監督は遠藤に代えて奈良竜樹を入れて、5バックに変更。終盤の逃げ切り策を試して安全に試合を締めます。結果、リオ五輪の最終予選まで限られた貴重な機会を生かせた快勝となりました。
日本は前半から積極的にシュートを打って、主導権を握ります。前半6分、遠藤航が反転してガブリエル・レイバをかわしてスルーパスを出し、最終ラインの背後を突いた浅野拓磨が迷わずシュートを放ちました。ここはファーサイドのポストに阻まれ、先制点とはなりませんでした。
21分には、野津田岳人のCKをウィリアム・ヘルナンデス・ゴンサレスとスティーブ・ガリタ・ヒメネスに競り勝った遠藤が頭で合わせるも、GKダリル・パーカー・コルテスにセーブされます。
初めて相手のゴールネットを揺らしたのは、36分でした。CBの間にポジションをとった遠藤が、左サイドに正確なロングパスを供給。亀川諒史が縦への突破でヒメネスを振り切ると、中央にクロスを上げます。それを野津田が飛びながら右足に当てて決めました。この時、浅野がダイアゴナルな動きで、フリオ・カスカンテ・ソロルサノを引き付け、浅野をフリーにした動きも見逃せません。
結局、45分間で危なかったシーンというと、10分のミスパスをルイス・セケイラ・ゲレロにかっさらわれ、カウンターを食らったところぐらいでした。マイロン・ジョルジのシュートはコースを狭めて体を張った櫛引政敏が防ぎました。
8人交代可能というレギュレーションで、目まぐるしく選手が入れ替わった後半も、日本のペースは落ちません。
後半6分、交代出場の喜田拓也が高い位置でボールを奪ってペナルティエリアに入り、マイナスのクロスを送ります。野津田が走り込んでいましたが、ヒメネスのスライディングしてのディフェンスに阻止されました。
その後、亀川や中島翔哉がクロスを上げますが、なかなか決定機には結びつきませんでした。
こうした中で結果を出したのが、25分に野津田に代わって入った金森健志です。32分、中盤でウィリアム・キロスのミスパスを奪った金森は、ペナルティアークまで持ち込んで豪快に右足を振り抜きました。アウトにかかったボールはゴールネットを激しく揺さぶりました。
37分には波状攻撃から再び金森が相手DFのわずかな隙間を縫ってシュートを放ちますが、今回はコルテスに止められてしまいます。
そして43分、手倉森誠監督は遠藤に代えて奈良竜樹を入れて、5バックに変更。終盤の逃げ切り策を試して安全に試合を締めます。結果、リオ五輪の最終予選まで限られた貴重な機会を生かせた快勝となりました。