2対0でリードしていた後半34分、試合を決定づけたセンターサークル付近からの柴崎岳のループシュート。あれはGKアクバル・トゥラエフの油断以外の何物でもありません。日本とウズベキスタンの意識の差を感じさせる光景でした。
きっかけとなったウズベキスタンのFKの際、トゥラエフは寒かったのか、試合そっちのけでピッチを横断するダッシュをしたり、ウォーミングアップのようなことをし始めていました。まず自分のところが危なくなることはないだろうという緩慢な判断です。相手陣内で試合が進んでいようと、常に戦闘態勢でいるチェコ代表のペトル・チェフとは大違いです。
結果、壁に当たったボールを日本が猛ダッシュで奪い去り、最後はそのまま走った柴崎が集中力を欠いて慌てたGKの頭上を越すシュートとなりました。このあたりの日本のチーム全体の判断力、ゴールへの意欲は見事でした。さらにゴールまで突進した岡崎慎司の頑張りと柴崎にゴールを譲るやさしさも見られました。
抜け目なさという点では、前半6分の先制点が挙げられます。乾貴士のCKをトゥラエフがパンチングで凌いだボールに対して、ペナルティエリア外にいた青山敏弘がすばらしいボレーを叩き込みました。チャンスと見るやすかさず狙っていく姿勢が表れたシーンでした。もちろん、ロングレンジのパスの精度が高い青山だからこそ決められたシュートです。
ただ、前半は先制のきっかけのCKを獲得した、森重真人の縦パスからの本田圭佑、岡崎、香川真司、乾といった前線の4人の絡みと、香川のクロスがトゥラエフに弾かれて、それを今野泰幸がダイレクトで打った場面以外に流れの中での見せ場はありませんでした。全体的にどうも縦へのパスがうまく通らなかった印象です。
そんな前半を終えた後半9分の2点目は、香川、乾と繋いだところをブロックされましたが、オーバーラップしていた太田宏介のクロスをファーサイドでフリーだった岡崎がダイビングヘッドで決めました。厚みのある攻撃が実ったゴールです。
さらに3点目が入った後は、宇佐美貴史の得意なドリブルからのシュート、柴崎のCKを森重が折り返しての川又堅碁の押し込みと終盤に代表初ゴールが生まれて快勝に至りました。この時間帯は親善試合ゆえに両チームとも交代選手が多く、集中、連携が難しくなるところですが、チュニジア戦同様に日本の貪欲さが結果に結びついたと言えます。
後半37分に苦手なセットプレーからのスクランブルで失点こそしましたが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が植えつけた勝負へのこだわりが具現化したすばらしいゲームでした。
ただ、そんな中で気になったのは、前半終了間際のクイックリスタート以外にFKを蹴らなかった本田が目立っていなかったところです。守備での貢献は見られましたが、攻撃においては途中出場したチュニジア戦とは違って、ミランで結果を出せていない現状を反映したプレーに終わりました。こうなるとたとえエースであろうと安泰ではないでしょうし、柴崎のトップ下、水本裕貴のボランチ起用など本来と異なるポジションでの起用も見られ、スタメン争いはまだまだ熾烈さを極めそうです。
きっかけとなったウズベキスタンのFKの際、トゥラエフは寒かったのか、試合そっちのけでピッチを横断するダッシュをしたり、ウォーミングアップのようなことをし始めていました。まず自分のところが危なくなることはないだろうという緩慢な判断です。相手陣内で試合が進んでいようと、常に戦闘態勢でいるチェコ代表のペトル・チェフとは大違いです。
結果、壁に当たったボールを日本が猛ダッシュで奪い去り、最後はそのまま走った柴崎が集中力を欠いて慌てたGKの頭上を越すシュートとなりました。このあたりの日本のチーム全体の判断力、ゴールへの意欲は見事でした。さらにゴールまで突進した岡崎慎司の頑張りと柴崎にゴールを譲るやさしさも見られました。
抜け目なさという点では、前半6分の先制点が挙げられます。乾貴士のCKをトゥラエフがパンチングで凌いだボールに対して、ペナルティエリア外にいた青山敏弘がすばらしいボレーを叩き込みました。チャンスと見るやすかさず狙っていく姿勢が表れたシーンでした。もちろん、ロングレンジのパスの精度が高い青山だからこそ決められたシュートです。
ただ、前半は先制のきっかけのCKを獲得した、森重真人の縦パスからの本田圭佑、岡崎、香川真司、乾といった前線の4人の絡みと、香川のクロスがトゥラエフに弾かれて、それを今野泰幸がダイレクトで打った場面以外に流れの中での見せ場はありませんでした。全体的にどうも縦へのパスがうまく通らなかった印象です。
そんな前半を終えた後半9分の2点目は、香川、乾と繋いだところをブロックされましたが、オーバーラップしていた太田宏介のクロスをファーサイドでフリーだった岡崎がダイビングヘッドで決めました。厚みのある攻撃が実ったゴールです。
さらに3点目が入った後は、宇佐美貴史の得意なドリブルからのシュート、柴崎のCKを森重が折り返しての川又堅碁の押し込みと終盤に代表初ゴールが生まれて快勝に至りました。この時間帯は親善試合ゆえに両チームとも交代選手が多く、集中、連携が難しくなるところですが、チュニジア戦同様に日本の貪欲さが結果に結びついたと言えます。
後半37分に苦手なセットプレーからのスクランブルで失点こそしましたが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が植えつけた勝負へのこだわりが具現化したすばらしいゲームでした。
ただ、そんな中で気になったのは、前半終了間際のクイックリスタート以外にFKを蹴らなかった本田が目立っていなかったところです。守備での貢献は見られましたが、攻撃においては途中出場したチュニジア戦とは違って、ミランで結果を出せていない現状を反映したプレーに終わりました。こうなるとたとえエースであろうと安泰ではないでしょうし、柴崎のトップ下、水本裕貴のボランチ起用など本来と異なるポジションでの起用も見られ、スタメン争いはまだまだ熾烈さを極めそうです。
