6試合連続ドローも覚悟しなければならない展開でした。終盤、橘田健人のハンドでPKを献上。好調のマテウス・サヴィオがキッカーを務めます。そのキックをチョン・ソンリョンが防いだことで勝ち点3を手繰り寄せました。
高井幸大がオリンピックのためにフランスに渡り、ジェジエウは負傷によりブラジルに帰国。センターバックを2人欠く川崎は、大南拓磨、佐々木旭が中央を任されます。
序盤の10分は、球際激しく積極的に戦えていました。4分に復帰した三浦颯太の鋭いクロスを山田新が合わせて先制した後も手を緩めません。6分後にはコーナーキックの流れで、家長昭博のクロスに再び山田新が合わせました。
2点目を取る重要性を理解していたからこその振る舞いで、川崎は試合を優位に進められるはずでした。
ところが加点した直後、マテウス・サヴィオのフリーキックをファーでジエゴが折り返し、白井永地の頭によるコントロールショットで1点差となります。
勝ちから遠ざかっているアウェイチームは、悪夢が続くのではないかと萎縮しました。しばらくは川崎陣内でゲームが進みます。
飲水タイム明け、ハーフタイム明けとインターバル後は活力を取り戻してプレーしますが、柏を押し返すほどの力はありません。
67分、マテウス・サヴィオのコーナーキックをチョン・ソンリョンがパンチングで跳ね返すも、それを拾った山田雄士の完璧なクロスを垣田裕暉が合わせ、試合は振り出しに戻ります。
すぐさま鬼木達監督は3枚代えを実行。瀬古樹、大島僚太、瀬川祐輔を送り込み、すでに交代で右ウイングとして小林悠が入っていたものの、瀬川をトップに置きます。
すると79分、瀬古が大南からのパスを受けるべく前に走って、きっちり受けると横方向にパスを入れます。走り込んだマルシーニョのシュートは、松本健太に止められますが、瀬川が詰めてボールがこぼれました。それを脇坂泰斗が拾い、ゴールに蹴り込みます。
ファウルの判定は下らず、川崎の得点となります。待望の3点目が、勝ち越しゴールが生まれました。
ここでベンチは逃げ切るために最終ラインを厚くするのではなく、マルシーニョに代えて山内日向汰を投入。戦う姿勢を崩しません。
確実に勝ちたい川崎でしたが、VARの介入があり、中村太主審のオンフィールドレビューにより、ボックス内で橘田のハンドがあったとジャッジされました。
このPKを凌いだ後もタイムアップの笛が鳴るまで時間がありました。それでも柏陣内でキープする時間を長くすることで乗り切ります。
中断期間を前にして約1ヵ月半ぶりの白星です。長く苦しい日々を経て、ようやく勝ち点3を獲得しました。順位こそ変わらないものの、懸命のプレーが実りました。
高井幸大がオリンピックのためにフランスに渡り、ジェジエウは負傷によりブラジルに帰国。センターバックを2人欠く川崎は、大南拓磨、佐々木旭が中央を任されます。
序盤の10分は、球際激しく積極的に戦えていました。4分に復帰した三浦颯太の鋭いクロスを山田新が合わせて先制した後も手を緩めません。6分後にはコーナーキックの流れで、家長昭博のクロスに再び山田新が合わせました。
2点目を取る重要性を理解していたからこその振る舞いで、川崎は試合を優位に進められるはずでした。
ところが加点した直後、マテウス・サヴィオのフリーキックをファーでジエゴが折り返し、白井永地の頭によるコントロールショットで1点差となります。
勝ちから遠ざかっているアウェイチームは、悪夢が続くのではないかと萎縮しました。しばらくは川崎陣内でゲームが進みます。
飲水タイム明け、ハーフタイム明けとインターバル後は活力を取り戻してプレーしますが、柏を押し返すほどの力はありません。
67分、マテウス・サヴィオのコーナーキックをチョン・ソンリョンがパンチングで跳ね返すも、それを拾った山田雄士の完璧なクロスを垣田裕暉が合わせ、試合は振り出しに戻ります。
すぐさま鬼木達監督は3枚代えを実行。瀬古樹、大島僚太、瀬川祐輔を送り込み、すでに交代で右ウイングとして小林悠が入っていたものの、瀬川をトップに置きます。
すると79分、瀬古が大南からのパスを受けるべく前に走って、きっちり受けると横方向にパスを入れます。走り込んだマルシーニョのシュートは、松本健太に止められますが、瀬川が詰めてボールがこぼれました。それを脇坂泰斗が拾い、ゴールに蹴り込みます。
ファウルの判定は下らず、川崎の得点となります。待望の3点目が、勝ち越しゴールが生まれました。
ここでベンチは逃げ切るために最終ラインを厚くするのではなく、マルシーニョに代えて山内日向汰を投入。戦う姿勢を崩しません。
確実に勝ちたい川崎でしたが、VARの介入があり、中村太主審のオンフィールドレビューにより、ボックス内で橘田のハンドがあったとジャッジされました。
このPKを凌いだ後もタイムアップの笛が鳴るまで時間がありました。それでも柏陣内でキープする時間を長くすることで乗り切ります。
中断期間を前にして約1ヵ月半ぶりの白星です。長く苦しい日々を経て、ようやく勝ち点3を獲得しました。順位こそ変わらないものの、懸命のプレーが実りました。