ジェジエウがベンチに戻ってきましたが、今度はスタメンのはずだったチョン・ソンリョンがプレー困難となりました。そこで代わりに上福元直人がゴールを守り、突然の出番ながら再三のピンチを防いだ90分でした。
中盤に橘田健人、脇坂泰斗、遠野大弥を起用して4-3-3に戻してスタートした川崎。前半のはじめこそボールを握って動かせていましたが、次第に広島のペースに変わります。
いまだ無敗の広島は奪ってからの攻撃が確実で速く、川崎は最後まで手を焼きました。
リスタートを起点にホームチームが二度の決定機をつくったものの、上福元が決死の守備で凌ぎます。
それでも先制された場面は、佐々木翔のクロスに対して大橋祐紀に前に入られてしまいました。前半は1-0のままハーフタイムに入ります。
シュートを打つ機会は数回あったとはいえ、ボックスの中での働きが物足りなかったエリソンに代えて、後半頭からは小林悠が最前線に立ちます。
背番号11が期待にきっちり応えたのは65分のことでした。マルシーニョがファウルを受けて得たフリーキックで、脇坂の蹴ったボールをファーサイドで佐々木旭と塩谷司が争ったこぼれに反応。価値ある同点弾を決めました。
勢いに乗りたい川崎は、両サイドバックを下げてジェジエウと瀬古樹を投入。センターバックを務めていた佐々木旭を右サイドバックに、左サイドバックには橘田をコンバートします。
70分過ぎに小林が無念の負傷をしたものの、代わりに入った山田新が最初のプレーで勝ち越しゴールを奪いました。遠野の絶妙なミドルパスに対して大迫敬介が不完全なクリアをすると、家長昭博が佐々木翔とのフィジカル勝負を制してキープ。山田にラストパスを供給しました。
不屈の闘志を見せた直後、満田誠のバックスピンをかけたクロスから加藤陸次樹に同点にされてしまい、2-2に。ゲームはヒートアップしてオープンな戦いが繰り広げられます。
追い付かれたとはいえ、気落ちはしていない川崎は勝ち点3獲得への意欲を見せます。5試合ぶりの得点、それも複数得点がチームに力を与えました。
広島の攻撃には上福元を中心に懸命に応対します。終盤には家長の守備も光りました。
川崎最後のチャンスは上福元のロングキックからでした。山田が走って抜け出す格好になるも、相手の粘り強さにシュートが枠をとらえられません。
死力を尽くしたアウェイゲームは、引き分けに終わりました。10試合を消化して勝ち点はいまだ一桁ながら、得点の取り方を思い出せたことでわずかに光は差し込んでいます。次は川崎に戻って浦和レッズを迎えます。
中盤に橘田健人、脇坂泰斗、遠野大弥を起用して4-3-3に戻してスタートした川崎。前半のはじめこそボールを握って動かせていましたが、次第に広島のペースに変わります。
いまだ無敗の広島は奪ってからの攻撃が確実で速く、川崎は最後まで手を焼きました。
リスタートを起点にホームチームが二度の決定機をつくったものの、上福元が決死の守備で凌ぎます。
それでも先制された場面は、佐々木翔のクロスに対して大橋祐紀に前に入られてしまいました。前半は1-0のままハーフタイムに入ります。
シュートを打つ機会は数回あったとはいえ、ボックスの中での働きが物足りなかったエリソンに代えて、後半頭からは小林悠が最前線に立ちます。
背番号11が期待にきっちり応えたのは65分のことでした。マルシーニョがファウルを受けて得たフリーキックで、脇坂の蹴ったボールをファーサイドで佐々木旭と塩谷司が争ったこぼれに反応。価値ある同点弾を決めました。
勢いに乗りたい川崎は、両サイドバックを下げてジェジエウと瀬古樹を投入。センターバックを務めていた佐々木旭を右サイドバックに、左サイドバックには橘田をコンバートします。
70分過ぎに小林が無念の負傷をしたものの、代わりに入った山田新が最初のプレーで勝ち越しゴールを奪いました。遠野の絶妙なミドルパスに対して大迫敬介が不完全なクリアをすると、家長昭博が佐々木翔とのフィジカル勝負を制してキープ。山田にラストパスを供給しました。
不屈の闘志を見せた直後、満田誠のバックスピンをかけたクロスから加藤陸次樹に同点にされてしまい、2-2に。ゲームはヒートアップしてオープンな戦いが繰り広げられます。
追い付かれたとはいえ、気落ちはしていない川崎は勝ち点3獲得への意欲を見せます。5試合ぶりの得点、それも複数得点がチームに力を与えました。
広島の攻撃には上福元を中心に懸命に応対します。終盤には家長の守備も光りました。
川崎最後のチャンスは上福元のロングキックからでした。山田が走って抜け出す格好になるも、相手の粘り強さにシュートが枠をとらえられません。
死力を尽くしたアウェイゲームは、引き分けに終わりました。10試合を消化して勝ち点はいまだ一桁ながら、得点の取り方を思い出せたことでわずかに光は差し込んでいます。次は川崎に戻って浦和レッズを迎えます。