簡単にボールを下げてしまえば、前半終了のホイッスルが鳴ってもおかしくない時間でした。
しかし、大島僚太の広げたパスを受けた登里享平は前進することを選択。脇坂泰斗の落としを受けて、最後は右足で巻くシュートを叩き込みます。押し込んでいた中での貴重な追加点でした。
決めた直後に小林悠に抱き付かれた際、左肩を痛める不運に見舞われますが、腕章を巻いた背番号2はフル出場を果たします。
この日の川崎は強い気持ちがプレーに現れていました。攻撃ではサイドにつけるよりも、可能であれば中央を選んでおり、得意のショートパスにも強さがありました。
守備に関しては前線から激しさを持って行い、家長昭博が二度ハードなタックルでボール奪取に成功したり、終盤に脇坂がプレスバックでマイボールにしたりするなど、チームとしての意識の高さを感じさせます。
開始30秒ほどで最初の決定機をつくり、出足は上々でした。前半は4-4-2で構える柏を圧倒し、アンカーのジョアン・シミッチも果敢にゴール前に出てきます。
先制点は一瞬の隙を逃さない姿勢が実りました。21分、川口尚紀のスローインを受けた立田悠悟に小林がプレスをかけてボールを奪い、確実にゴールに決めました。
その後も優位に進める中で、逆にビルドアップのミスから細谷真大にシュートを打たれますが、ボールは枠を外れていきました。ここで失点していれば、川崎の勢いは削がれたかもしれません。
実際には前半終了間際に2点目を取れたため、安心はできないとはいえ多少は楽になりました。
柏は後半開始とともにジェイ=ロイ・フロートと武藤雄樹が入り、ブロックをつくってカウンターを仕掛けるよりも自分達から出ていく形に変えてきました。
その分、ライン間が空いてピッチにはスペースができますが、柏は1対1のディフェンスを個々が責任を持ってタイトにやり切るようになりました。
ゆえに川崎は前半ほどには主導権を握れなくなっても、見事な連携から大島がポストを叩く際どいシュートを放ったようにゴールに向かう姿勢だけは忘れません。試合を決める3点目こそ取れなかったものの、90分で17本のシュートを数えました。
交代は3人にとどまりましたが、最後まで集中を切らさずにクリーンシートを達成。公式戦の連敗を3で止めました。
悪い流れを勝利で断ち切り、次節は首位を走るヴィッセル神戸とのアウェイゲームに臨みます。
※ヴィッセル神戸戦は中止になりました。
しかし、大島僚太の広げたパスを受けた登里享平は前進することを選択。脇坂泰斗の落としを受けて、最後は右足で巻くシュートを叩き込みます。押し込んでいた中での貴重な追加点でした。
決めた直後に小林悠に抱き付かれた際、左肩を痛める不運に見舞われますが、腕章を巻いた背番号2はフル出場を果たします。
この日の川崎は強い気持ちがプレーに現れていました。攻撃ではサイドにつけるよりも、可能であれば中央を選んでおり、得意のショートパスにも強さがありました。
守備に関しては前線から激しさを持って行い、家長昭博が二度ハードなタックルでボール奪取に成功したり、終盤に脇坂がプレスバックでマイボールにしたりするなど、チームとしての意識の高さを感じさせます。
開始30秒ほどで最初の決定機をつくり、出足は上々でした。前半は4-4-2で構える柏を圧倒し、アンカーのジョアン・シミッチも果敢にゴール前に出てきます。
先制点は一瞬の隙を逃さない姿勢が実りました。21分、川口尚紀のスローインを受けた立田悠悟に小林がプレスをかけてボールを奪い、確実にゴールに決めました。
その後も優位に進める中で、逆にビルドアップのミスから細谷真大にシュートを打たれますが、ボールは枠を外れていきました。ここで失点していれば、川崎の勢いは削がれたかもしれません。
実際には前半終了間際に2点目を取れたため、安心はできないとはいえ多少は楽になりました。
柏は後半開始とともにジェイ=ロイ・フロートと武藤雄樹が入り、ブロックをつくってカウンターを仕掛けるよりも自分達から出ていく形に変えてきました。
その分、ライン間が空いてピッチにはスペースができますが、柏は1対1のディフェンスを個々が責任を持ってタイトにやり切るようになりました。
ゆえに川崎は前半ほどには主導権を握れなくなっても、見事な連携から大島がポストを叩く際どいシュートを放ったようにゴールに向かう姿勢だけは忘れません。試合を決める3点目こそ取れなかったものの、90分で17本のシュートを数えました。
交代は3人にとどまりましたが、最後まで集中を切らさずにクリーンシートを達成。公式戦の連敗を3で止めました。
悪い流れを勝利で断ち切り、次節は首位を走るヴィッセル神戸とのアウェイゲームに臨みます。
※ヴィッセル神戸戦は中止になりました。