VAR判定の結果、1点を喫したものの、終始安定した試合運びで4週間ぶりの勝利を収めました。
鬼木達監督は前節の戦いぶりを評価してか、まったく同じ11人をスタメンに起用。それでも微調整はされており、浦和レッズ戦はジョアン・シミッチの脇に立つことが多かった瀬古樹が、今回は左インサイドハーフとして振る舞う4-3-3でスタートします。
この場合、今季のビルドアップ時は山根視来がシミッチの脇に立つケースが増えますが、前半はシミッチが比較的自由にボールをさばけていたため、山根はタッチライン際で幅をとる時間が長くなりました。
また、規制をかけ損ねた浦和戦の失点シーンの反省からか、守備での球際の激しさが目立ちます。立ち上がりは優位にゲームを進められてはいませんでしたが、徐々に主導権を握り出しました。
12分、山根のパスを脇坂泰斗がボックス内で受け、ポケットまで入るとラストパスを出します。中央に詰めた宮代大聖には合わなかったものの、逆のポケットに走り込んだ登里享平がきっちり合わせて先制しました。登里は6シーズンぶりのゴールに喜びを爆発させます。
その後はルキアンがしばしば川崎に脅威を与えるも、無失点で折り返しました。
後半は山岸祐也がシミッチにつくようになったため、川崎は山根がフォローに近付き、中央のパスコースを確保します。
福岡の対策にも怯まず、逆に待望の追加点を奪ってみせました。47分、登里のクロスが流れ、それを受けた家長昭博のパスを宮代がうまく合わせての得点です。
2点差になったことで福岡が前に強く出るようになり、川崎は自陣で構えてカウンターを発動する形にシフトします。
65分には遠野大弥のクロスを奈良竜樹が触ってオウンゴール。さらにリードを広げました。
安全圏に入っても指揮官はスタメンを引っ張り、残り10分近くなってから交代を始めます。
終盤、大南拓磨を入れて車屋紳太郎を左サイドに出すだけでなく、最終的には復帰した山村和也を送り込み、高井幸大、山村、大南による3バックを形成して福岡のパワープレーに対抗しました。
一方、前線では先発の宮代や途中出場の橘田健人が執拗に追い回して簡単にロングボールを上げさせまいとします。
鶴野怜樹のゴールが認められたためクリーンシートこそなりませんでしたが、1-3で勝ち点3を獲得。復調の兆しの見えた90分でした。
鬼木達監督は前節の戦いぶりを評価してか、まったく同じ11人をスタメンに起用。それでも微調整はされており、浦和レッズ戦はジョアン・シミッチの脇に立つことが多かった瀬古樹が、今回は左インサイドハーフとして振る舞う4-3-3でスタートします。
この場合、今季のビルドアップ時は山根視来がシミッチの脇に立つケースが増えますが、前半はシミッチが比較的自由にボールをさばけていたため、山根はタッチライン際で幅をとる時間が長くなりました。
また、規制をかけ損ねた浦和戦の失点シーンの反省からか、守備での球際の激しさが目立ちます。立ち上がりは優位にゲームを進められてはいませんでしたが、徐々に主導権を握り出しました。
12分、山根のパスを脇坂泰斗がボックス内で受け、ポケットまで入るとラストパスを出します。中央に詰めた宮代大聖には合わなかったものの、逆のポケットに走り込んだ登里享平がきっちり合わせて先制しました。登里は6シーズンぶりのゴールに喜びを爆発させます。
その後はルキアンがしばしば川崎に脅威を与えるも、無失点で折り返しました。
後半は山岸祐也がシミッチにつくようになったため、川崎は山根がフォローに近付き、中央のパスコースを確保します。
福岡の対策にも怯まず、逆に待望の追加点を奪ってみせました。47分、登里のクロスが流れ、それを受けた家長昭博のパスを宮代がうまく合わせての得点です。
2点差になったことで福岡が前に強く出るようになり、川崎は自陣で構えてカウンターを発動する形にシフトします。
65分には遠野大弥のクロスを奈良竜樹が触ってオウンゴール。さらにリードを広げました。
安全圏に入っても指揮官はスタメンを引っ張り、残り10分近くなってから交代を始めます。
終盤、大南拓磨を入れて車屋紳太郎を左サイドに出すだけでなく、最終的には復帰した山村和也を送り込み、高井幸大、山村、大南による3バックを形成して福岡のパワープレーに対抗しました。
一方、前線では先発の宮代や途中出場の橘田健人が執拗に追い回して簡単にロングボールを上げさせまいとします。
鶴野怜樹のゴールが認められたためクリーンシートこそなりませんでしたが、1-3で勝ち点3を獲得。復調の兆しの見えた90分でした。