試合全体を通じては劣勢、でした。
チョン・ソンリョン、チャナティップ・ソングラシン、レアンドロ・ダミアンと外国籍選手3人が不在の今節、鹿島には長い時間ゲームの主導権を握られ、サイドからはしきりにクロスが上がり、川崎は自陣で粘り強い対応を強いられました。それでも勝利を収めたのは川崎でした。
キックオフからデザインされたような攻撃を仕掛けてきた鹿島でしたが、川崎はそれを難なく凌いだ後で幸先よく先制します。山根視来、脇坂泰斗、家長昭博のコンビネーションで右サイドを突破。家長がボックスまで進入したところでディエゴ・ピトゥカに倒されてPKを獲得します。
ペナルティスポットでの鈴木優磨のプレッシャーに怯むことなく、家長は左上に決めてみせました。
それから5分と経たないうちにマルシーニョがピトゥカに倒され、今度はフリーキックを得ます。キッカーの脇坂は冷静に低い弾道のボールを蹴ると、そのままファーサイドのポストを叩いてゴールネットまで到達しました。立ち上がり15分で早くも2点リードに成功します。
さらに鹿島陣内でのプレスで追い込んで誘ったバックパスがマルシーニョに渡り、クォン・スンテと1対1になるも防がれ、脇坂のコーナーキックにフリーで合わせたジョアン・シミッチのヘッドも止められます。川崎は決定的な3点目を奪うことなくハーフタイムを迎えました。
後半立ち上がりは逆に鹿島に攻め立てられ、仲間隼斗にジェジエウの前で巧みに頭を合わせられて1点差に詰め寄られます。その後も鹿島ペースで試合は進み、川崎は決定機をつくれなくなりました。
鬼木達監督はまず鈴木にマッチアップを挑まれ、苦しみだした登里享平を車屋紳太郎に、小林悠を負傷から復帰した知念慶に代えます。さらに飲水タイムのタイミングと同時に大島僚太と遠野大弥を投入。苦境を跳ね返すべくフレッシュな選手を送り込みました。
得点が欲しい鹿島はブエノを最前線に立たせ、パワープレーを試みます。対する川崎は山村和也を最終ラインに入れ、知念を中盤の右、家長をトップに置いた5-4-1で逃げ切りを図りました。
勝ち切れるかどうかが今後に大きく影響する局面でしたが、きっちりと守って辛くも勝利しました。これで首位の横浜F・マリノスと同じ24試合消化で勝ち点2差のポジションにつけました。
まだ延期になった試合がミッドウィークに組まれた週が複数あり、油断はできませんが、今月の3連勝の流れで強い気持ちで臨めるはずです。
チョン・ソンリョン、チャナティップ・ソングラシン、レアンドロ・ダミアンと外国籍選手3人が不在の今節、鹿島には長い時間ゲームの主導権を握られ、サイドからはしきりにクロスが上がり、川崎は自陣で粘り強い対応を強いられました。それでも勝利を収めたのは川崎でした。
キックオフからデザインされたような攻撃を仕掛けてきた鹿島でしたが、川崎はそれを難なく凌いだ後で幸先よく先制します。山根視来、脇坂泰斗、家長昭博のコンビネーションで右サイドを突破。家長がボックスまで進入したところでディエゴ・ピトゥカに倒されてPKを獲得します。
ペナルティスポットでの鈴木優磨のプレッシャーに怯むことなく、家長は左上に決めてみせました。
それから5分と経たないうちにマルシーニョがピトゥカに倒され、今度はフリーキックを得ます。キッカーの脇坂は冷静に低い弾道のボールを蹴ると、そのままファーサイドのポストを叩いてゴールネットまで到達しました。立ち上がり15分で早くも2点リードに成功します。
さらに鹿島陣内でのプレスで追い込んで誘ったバックパスがマルシーニョに渡り、クォン・スンテと1対1になるも防がれ、脇坂のコーナーキックにフリーで合わせたジョアン・シミッチのヘッドも止められます。川崎は決定的な3点目を奪うことなくハーフタイムを迎えました。
後半立ち上がりは逆に鹿島に攻め立てられ、仲間隼斗にジェジエウの前で巧みに頭を合わせられて1点差に詰め寄られます。その後も鹿島ペースで試合は進み、川崎は決定機をつくれなくなりました。
鬼木達監督はまず鈴木にマッチアップを挑まれ、苦しみだした登里享平を車屋紳太郎に、小林悠を負傷から復帰した知念慶に代えます。さらに飲水タイムのタイミングと同時に大島僚太と遠野大弥を投入。苦境を跳ね返すべくフレッシュな選手を送り込みました。
得点が欲しい鹿島はブエノを最前線に立たせ、パワープレーを試みます。対する川崎は山村和也を最終ラインに入れ、知念を中盤の右、家長をトップに置いた5-4-1で逃げ切りを図りました。
勝ち切れるかどうかが今後に大きく影響する局面でしたが、きっちりと守って辛くも勝利しました。これで首位の横浜F・マリノスと同じ24試合消化で勝ち点2差のポジションにつけました。
まだ延期になった試合がミッドウィークに組まれた週が複数あり、油断はできませんが、今月の3連勝の流れで強い気持ちで臨めるはずです。