AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のため不在の間も上位に踏みとどまるためには落とせない一戦でしたが、川崎は確実に勝ち点3を取りました。
鬼木達監督による中盤の人選は、橘田健人とジョアン・シミッチを横並びにして遠野大弥をトップ下に置くという形でした。シミッチは今季リーグ戦初先発です。システムを4-2-3-1にすることでミドルゾーンの守備を安定させて、橘田をより攻撃に絡めさせる狙いを感じました。
しかし、序盤に山村和也が小屋松知哉にボールを奪われ、ショートカウンターを食らいます。ここ2試合の悪い流れを繰り返しかねないミス絡みの劣勢でしたが、小屋松のシュートが枠を外れて事なきを得ます。この時失点していれば、違った展開になったはずです。
すると17分に山根視来が自陣から一気に相手最終ラインの背後をめがけてクリアではなくパスを出し、それに反応して抜け出したレアンドロ・ダミアンがキム・スンギュと1対1になります。背番号9のシュートは惜しくも柏の守護神に阻まれました。
その後、コーナーキックからマルシーニョがゴールに押し込む場面があったものの、VARによって山村のハンドをとられてしまい得点は認められません。
流れを少しずつ自分達の方に取り戻し、45+2分、谷口彰悟の縦パスを遠野がダイレクトで左サイドのスペースに出し、それを受けてマルシーニョが加速。中村慶太を振り切ってボックスまで入り、マイナスのパスを入れると最後はレアンドロ・ダミアンが確実にフィニッシュ。待望の先制点が生まれます。
先制したことで勢いの出た川崎は、後半ますますアグレッシブになります。前線からのプレッシャーの強度が復活し、柏から自陣での自由を奪いました。とりわけ橘田、遠野が躍動します。
追加点こそ奪えないものの、ピッチ上の選手の状態は良く、全体のバランスを崩さないためにも交代は最小限にとどまりました。ただ、好調のマルシーニョが67分に負傷交代したことは、過酷なACLを考えると今後の不安材料になり得ます。
最後は相手陣内深い位置で途中から入った知念慶と塚川孝輝を中心にボールをキープして逃げ切りました。タイムアップ後には決勝点を挙げたレアンドロ・ダミアンがサポーターを煽ります。
今季好調の柏相手に川崎らしさをいくらか取り戻した形でマレーシアに旅立つこととなりました。
鬼木達監督による中盤の人選は、橘田健人とジョアン・シミッチを横並びにして遠野大弥をトップ下に置くという形でした。シミッチは今季リーグ戦初先発です。システムを4-2-3-1にすることでミドルゾーンの守備を安定させて、橘田をより攻撃に絡めさせる狙いを感じました。
しかし、序盤に山村和也が小屋松知哉にボールを奪われ、ショートカウンターを食らいます。ここ2試合の悪い流れを繰り返しかねないミス絡みの劣勢でしたが、小屋松のシュートが枠を外れて事なきを得ます。この時失点していれば、違った展開になったはずです。
すると17分に山根視来が自陣から一気に相手最終ラインの背後をめがけてクリアではなくパスを出し、それに反応して抜け出したレアンドロ・ダミアンがキム・スンギュと1対1になります。背番号9のシュートは惜しくも柏の守護神に阻まれました。
その後、コーナーキックからマルシーニョがゴールに押し込む場面があったものの、VARによって山村のハンドをとられてしまい得点は認められません。
流れを少しずつ自分達の方に取り戻し、45+2分、谷口彰悟の縦パスを遠野がダイレクトで左サイドのスペースに出し、それを受けてマルシーニョが加速。中村慶太を振り切ってボックスまで入り、マイナスのパスを入れると最後はレアンドロ・ダミアンが確実にフィニッシュ。待望の先制点が生まれます。
先制したことで勢いの出た川崎は、後半ますますアグレッシブになります。前線からのプレッシャーの強度が復活し、柏から自陣での自由を奪いました。とりわけ橘田、遠野が躍動します。
追加点こそ奪えないものの、ピッチ上の選手の状態は良く、全体のバランスを崩さないためにも交代は最小限にとどまりました。ただ、好調のマルシーニョが67分に負傷交代したことは、過酷なACLを考えると今後の不安材料になり得ます。
最後は相手陣内深い位置で途中から入った知念慶と塚川孝輝を中心にボールをキープして逃げ切りました。タイムアップ後には決勝点を挙げたレアンドロ・ダミアンがサポーターを煽ります。
今季好調の柏相手に川崎らしさをいくらか取り戻した形でマレーシアに旅立つこととなりました。