午後7時キックオフとはいえ猛烈な暑さ、それに加えて中3日という日程の厳しさからか、両チームとも飲水タイムが設けられた前半の出来は芳しくありませんでした。
とりわけアウェイの神戸は4-3-3を基本にしてビルドアップ時には藤田直之が最終ラインに落ちて両サイドバックを上げ、守備になると4-4-1-1にするというシステムをとっていましたが、それが機能していたとは言いがたい戦いぶりでした。
ポゼッション志向とはいうものの、東京がハイプレスをかけてこないからと最終ラインでゆっくりとボールを回すばかりで変化に乏しいプレーを継続。アンドレス・イニエスタ不在の影響もあり、またアンカーの藤田から攻撃のスイッチを入れるようなパスがほとんど出なかったこともあって、中央を崩す機会はあまりなく、サイド偏重の攻撃に終始していました。
吉田孝行監督はたまらずハーフタイム明けに古橋亨梧と渡邉千真を投入。前線のターゲットを増やした4-4-2に固定しました。これで中央も使った縦方向への攻撃の意識が強まり、後半5分には渡邉の落としを三田啓貴がシュート。林彰洋に取られますがチャンスをつくれるようになりました。
発破をかけられたのは東京も同じようで、スコアレスながら試合が動きます。そしてコーナーキックを獲得したタイミングで次々とベンチから選手が送り込まれ、1点を奪いにきました。リンスが入った直後の後半15分には太田宏介のコーナーキックを森重真人が合わせ、クロスバーを叩きました。
両者が積極的に動くにつれて神戸の方にミスが続出。流れが悪くなったため重心がうしろに下がりだし、次第に東京がリズムをつかみます。
シュートこそなかなか打てませんでしたが、押し込む展開が続いた東京は後半45分、ディエゴ・オリヴェイラが運んで相手を寄せ付けてフリーのリンスへパスを送ると、リンスは確実に仕留めて先制します。
ここでは4対4の局面になっており、神戸はセンターハーフの2人も追っていたため、数的には決して不利ではありませんでしたが、前半途中から苦しめられていたディエゴ・オリヴェイラの馬力あるドリブルを警戒し過ぎてやられてしまいました。
最後は東京が神戸以上にテンポよくボールを回してキープを続け、そうした中でも右サイドに入った永井謙佑がダイアゴナルな動きでゴール前に走ってチャンスをうかがうなどして脅威を与えたことで、逃げ切りに成功します。
これで一時は独走状態だった首位サンフレッチェ広島と東京の勝ち点差は5に縮まりました。
とりわけアウェイの神戸は4-3-3を基本にしてビルドアップ時には藤田直之が最終ラインに落ちて両サイドバックを上げ、守備になると4-4-1-1にするというシステムをとっていましたが、それが機能していたとは言いがたい戦いぶりでした。
ポゼッション志向とはいうものの、東京がハイプレスをかけてこないからと最終ラインでゆっくりとボールを回すばかりで変化に乏しいプレーを継続。アンドレス・イニエスタ不在の影響もあり、またアンカーの藤田から攻撃のスイッチを入れるようなパスがほとんど出なかったこともあって、中央を崩す機会はあまりなく、サイド偏重の攻撃に終始していました。
吉田孝行監督はたまらずハーフタイム明けに古橋亨梧と渡邉千真を投入。前線のターゲットを増やした4-4-2に固定しました。これで中央も使った縦方向への攻撃の意識が強まり、後半5分には渡邉の落としを三田啓貴がシュート。林彰洋に取られますがチャンスをつくれるようになりました。
発破をかけられたのは東京も同じようで、スコアレスながら試合が動きます。そしてコーナーキックを獲得したタイミングで次々とベンチから選手が送り込まれ、1点を奪いにきました。リンスが入った直後の後半15分には太田宏介のコーナーキックを森重真人が合わせ、クロスバーを叩きました。
両者が積極的に動くにつれて神戸の方にミスが続出。流れが悪くなったため重心がうしろに下がりだし、次第に東京がリズムをつかみます。
シュートこそなかなか打てませんでしたが、押し込む展開が続いた東京は後半45分、ディエゴ・オリヴェイラが運んで相手を寄せ付けてフリーのリンスへパスを送ると、リンスは確実に仕留めて先制します。
ここでは4対4の局面になっており、神戸はセンターハーフの2人も追っていたため、数的には決して不利ではありませんでしたが、前半途中から苦しめられていたディエゴ・オリヴェイラの馬力あるドリブルを警戒し過ぎてやられてしまいました。
最後は東京が神戸以上にテンポよくボールを回してキープを続け、そうした中でも右サイドに入った永井謙佑がダイアゴナルな動きでゴール前に走ってチャンスをうかがうなどして脅威を与えたことで、逃げ切りに成功します。
これで一時は独走状態だった首位サンフレッチェ広島と東京の勝ち点差は5に縮まりました。