後半6分、中島翔哉のシュートが鈴木雄也に当たってゴールネットを揺らして以降、Hondaの中盤が空くようになり、前半にくらべて東京が押し込む場面が増えはしましたが、シュート数は思ったほど増えず、ホームチームにとっては苦しい一戦でした。
前半の東京は次第に相手のプレッシャーに慣れ、ピッチを広く使おうとする意図が見られたものの、右サイドバックに入った橋本拳人の背後が狙われ始めると、ややHondaペースになります。そして18分に香川大樹の絶妙なスルーパスに抜け出した久野純弥が落ち着いて先制弾を決めました。
東京はなかなか深いところまで攻め込むことができず、中島の中盤からの得意のドリブルも阻止され、ミドルシュートを打つこともままなりませんでした。逆にHondaの最終ラインの背後への意識の高さに脅かされます。
後半開始とともに小川諒也が左サイドバックに投入され、室屋成が左から右サイドバックに移ると、少しずつペースを取り戻し始めました。そして冒頭の同点弾に繋がります。
それでもHondaは攻めへの意識を弱めず、失うものは何もないといった勢いで勝ち越しを狙いに来ました。16分の久野のマイナスのクロスは惜しくも味方に合わず、29分の久野のシュートは弱く、秋元陽太に難なく押さえられます。
そんな中で違いを見せたのが室屋でした。35分、中島が相手を引き付けて出したパスを受け、鮮やかなループシュートを決めてみせたのです。前半は積極性を欠いて、クロスを入れない場面も目立ちましたが、大事な場面で冷静な判断を下しました。
追いかける立場となったHonda最大のチャンスは41分、香川が吉本一謙に倒されて得たフリーキックでした。栗本広輝のキックは壁を越え、秋元は見送るしかありませんでした。延長突入の可能性も見えた瞬間でしたが、ボールは無情にもゴールポストを叩きました。
東京はその後のHondaの攻撃を無難に凌ぎ切り、ベスト8進出を果たしました。1ヵ月半後の準々決勝はともにJ1年間上位の川崎フロンターレか浦和レッズが相手となります。どちらが来ても厳しい戦いになることは避けられません。
前半の東京は次第に相手のプレッシャーに慣れ、ピッチを広く使おうとする意図が見られたものの、右サイドバックに入った橋本拳人の背後が狙われ始めると、ややHondaペースになります。そして18分に香川大樹の絶妙なスルーパスに抜け出した久野純弥が落ち着いて先制弾を決めました。
東京はなかなか深いところまで攻め込むことができず、中島の中盤からの得意のドリブルも阻止され、ミドルシュートを打つこともままなりませんでした。逆にHondaの最終ラインの背後への意識の高さに脅かされます。
後半開始とともに小川諒也が左サイドバックに投入され、室屋成が左から右サイドバックに移ると、少しずつペースを取り戻し始めました。そして冒頭の同点弾に繋がります。
それでもHondaは攻めへの意識を弱めず、失うものは何もないといった勢いで勝ち越しを狙いに来ました。16分の久野のマイナスのクロスは惜しくも味方に合わず、29分の久野のシュートは弱く、秋元陽太に難なく押さえられます。
そんな中で違いを見せたのが室屋でした。35分、中島が相手を引き付けて出したパスを受け、鮮やかなループシュートを決めてみせたのです。前半は積極性を欠いて、クロスを入れない場面も目立ちましたが、大事な場面で冷静な判断を下しました。
追いかける立場となったHonda最大のチャンスは41分、香川が吉本一謙に倒されて得たフリーキックでした。栗本広輝のキックは壁を越え、秋元は見送るしかありませんでした。延長突入の可能性も見えた瞬間でしたが、ボールは無情にもゴールポストを叩きました。
東京はその後のHondaの攻撃を無難に凌ぎ切り、ベスト8進出を果たしました。1ヵ月半後の準々決勝はともにJ1年間上位の川崎フロンターレか浦和レッズが相手となります。どちらが来ても厳しい戦いになることは避けられません。