リオ五輪出場を賭けた一戦は、シュートこそなかなか生まれないものの緊張感の高い入りとなりました。イラクは日本の最終ラインの背後を狙って攻め、日本は久保裕也、南野拓実が前線で積極的に仕掛けていきました。
そんな中で先制したのは日本でした。前半26分、自陣でアムジェド・アットワン・カディムのパスを遠藤航がカットし、そのボールを中島翔哉が前方へパス。そこにいた鈴木武蔵がファーストタッチでスアド・ナティク・ナジを置きざりにして突き進み、ディフェンスとGKの間を狙ったクロスを送ると、そこに詰めていた久保が押し込んでネットを揺らしました。
1点ビハインドとなったイラクは途端に前掛かりになりますが、日本は全員が落ち着いて冷静に対処し、チャンスと見るや中島、南野と2トップがうまく絡んでリズムよくゴールに迫りました。
しかし43分、CKから失点を喫してしまいました。アムジェド・ワリード・フセインのキックを鈴木武蔵がクリアするも、ボールはゴールに向かって飛んでいき、櫛引政敏がかき出します。それをナティクが粘り強く頭で押し込んだため、日本は同点に追い付かれてしまいました。
勢いに乗ったイラクは後半に入っても、鋭い攻撃で日本を押し込みます。後半5分にはアリ・ヒスニ・ファイサルがディフェンスを引き付けてパスを出し、アットワンのミドルが櫛引を襲いました。このようにしばらくの間、日本は我慢の時間帯が続きました。
苦しい中での攻撃は、カウンターに活路を見出したいところですが、なかなかうまく形をつくれず、勢いを取り戻すのに苦労していました。サイドからのクロスまでは行くものの、フィニッシュまで行けない場面が何度かありました。
そこで手倉森誠監督は、鈴木、久保の2トップに代えてオナイウ阿道、浅野拓磨をピッチに送り出し、前線の活性化を図ります。ただ、それでも決定機をつくれないまま時間が流れていきます。
どちらにも2点目が生まれず、延長突入が濃厚になってきた48分、日本にとって値千金のゴールが生まれます。相手陣内深いところで競り合いのこぼれ球を浅野が拾い、南野に預けると、南野はキープしてクロスを上げます。ボールはファハド・タリブ・ラヒームがパンチで逃れるも、落下地点にいたのはフリーの原川でした。原川は左足を振り抜き、試合を決めるゴールを奪いました。
試合はこのままタイムアップを迎え、日本は極めて厳しい戦いを勝ち抜くことに成功しました。週末は韓国とのアジアNo.1の座を賭けた決勝に臨みます。
そんな中で先制したのは日本でした。前半26分、自陣でアムジェド・アットワン・カディムのパスを遠藤航がカットし、そのボールを中島翔哉が前方へパス。そこにいた鈴木武蔵がファーストタッチでスアド・ナティク・ナジを置きざりにして突き進み、ディフェンスとGKの間を狙ったクロスを送ると、そこに詰めていた久保が押し込んでネットを揺らしました。
1点ビハインドとなったイラクは途端に前掛かりになりますが、日本は全員が落ち着いて冷静に対処し、チャンスと見るや中島、南野と2トップがうまく絡んでリズムよくゴールに迫りました。
しかし43分、CKから失点を喫してしまいました。アムジェド・ワリード・フセインのキックを鈴木武蔵がクリアするも、ボールはゴールに向かって飛んでいき、櫛引政敏がかき出します。それをナティクが粘り強く頭で押し込んだため、日本は同点に追い付かれてしまいました。
勢いに乗ったイラクは後半に入っても、鋭い攻撃で日本を押し込みます。後半5分にはアリ・ヒスニ・ファイサルがディフェンスを引き付けてパスを出し、アットワンのミドルが櫛引を襲いました。このようにしばらくの間、日本は我慢の時間帯が続きました。
苦しい中での攻撃は、カウンターに活路を見出したいところですが、なかなかうまく形をつくれず、勢いを取り戻すのに苦労していました。サイドからのクロスまでは行くものの、フィニッシュまで行けない場面が何度かありました。
そこで手倉森誠監督は、鈴木、久保の2トップに代えてオナイウ阿道、浅野拓磨をピッチに送り出し、前線の活性化を図ります。ただ、それでも決定機をつくれないまま時間が流れていきます。
どちらにも2点目が生まれず、延長突入が濃厚になってきた48分、日本にとって値千金のゴールが生まれます。相手陣内深いところで競り合いのこぼれ球を浅野が拾い、南野に預けると、南野はキープしてクロスを上げます。ボールはファハド・タリブ・ラヒームがパンチで逃れるも、落下地点にいたのはフリーの原川でした。原川は左足を振り抜き、試合を決めるゴールを奪いました。
試合はこのままタイムアップを迎え、日本は極めて厳しい戦いを勝ち抜くことに成功しました。週末は韓国とのアジアNo.1の座を賭けた決勝に臨みます。