出だしは上々でした。前半3分、相手の中途半端なパスを谷口彰悟がカットすると、右サイドでフリーの遠藤航に預け、遠藤は素早く低いクロスを入れ、武藤雄樹が合わせて先制しました。
その後は何度かペナルティエリア内に攻め込まれるピンチを迎えたものの、大事には至らず、逆にテンポ良いボール回しを見せながら、さかんにシュートを放って北朝鮮を脅かしました。
特に24分の川又堅碁と44分の永井謙佑のシュートシーンは決定的でした。前者は森重真人からの鋭い縦パスが一気に前線の武藤に通り、それがフリーの川又に渡ると左足に持ち替えて振り抜きました。これはリ・ミョングクにセーブされます。
後者は、武藤が高い位置で体を入れてチャン・グクチョルからボールを奪い、宇佐美貴史に任せると、宇佐美はファーサイドでフリーの永井にラストパスを供給します。永井は絶好のチャンスを大事にしたかったのか、ゆっくりトラップしてからシュートを打ちました。打ったタイミングが遅れたため、カン・グクチョルにブロックされました。
ただ、こうしたチャンスをつくってはいましたが、日本の運動量は徐々に落ちていきました。おそらく大会直前まで行われたJリーグの過密日程と武漢の会場の暑さが影響しているのでしょう。
必然的に後半は防戦一方となっていきます。守備陣が懸命にクリアしたボールをことごとく拾われ、ほとんど休む間もなくボールキープもできません。
なんとか後半18分にはカウンターから途中出場の柴崎岳が、19分には山口蛍のクイックリスタートから永井がシュートを放つもゴールネットを揺らすことはできませんでした。
すると21分、非常に背の高いFWパク・ヒョンイルが投入され、北朝鮮の放り込みサッカーの迫力が増します。
この交代が最初に実を結んだのが、33分でした。自陣でのFKでシム・ヒョンジンがロングボールを入れると、ペナルティアークにいたパク・ヒョンイルが森重に難なく競り勝って落とします。それをリ・ヒョクチョルがダイレクトで合わせ同点に追い付かれます。
さらに43分、バイタルエリアで日本のお株を奪うようなリズミカルなパス回しを見せ、最後はチョン・イルグワンが打ちますが西川周作がブロックします。ただ、こぼれ球を浅野拓磨が生かせず、スローインを与えてしまいました。
このスローインの流れからカン・グクチョルがクロスを上げると、パク・ヒョンイルが打点の高いヘッドを決め、ついに逆転されました。大柄のFWには槙野智章がついていましたが、完全に抑え込まれて高く飛ぶことができませんでした。
結果、疲れている上に逆転負けという、心身ともにダメージの大きな試合となってしまいました。1週間で3試合というタイトなスケジュールを乗り切って、勝ち点3を積み上げていけるかどうか。その難しさを感じさせる90分でした。
その後は何度かペナルティエリア内に攻め込まれるピンチを迎えたものの、大事には至らず、逆にテンポ良いボール回しを見せながら、さかんにシュートを放って北朝鮮を脅かしました。
特に24分の川又堅碁と44分の永井謙佑のシュートシーンは決定的でした。前者は森重真人からの鋭い縦パスが一気に前線の武藤に通り、それがフリーの川又に渡ると左足に持ち替えて振り抜きました。これはリ・ミョングクにセーブされます。
後者は、武藤が高い位置で体を入れてチャン・グクチョルからボールを奪い、宇佐美貴史に任せると、宇佐美はファーサイドでフリーの永井にラストパスを供給します。永井は絶好のチャンスを大事にしたかったのか、ゆっくりトラップしてからシュートを打ちました。打ったタイミングが遅れたため、カン・グクチョルにブロックされました。
ただ、こうしたチャンスをつくってはいましたが、日本の運動量は徐々に落ちていきました。おそらく大会直前まで行われたJリーグの過密日程と武漢の会場の暑さが影響しているのでしょう。
必然的に後半は防戦一方となっていきます。守備陣が懸命にクリアしたボールをことごとく拾われ、ほとんど休む間もなくボールキープもできません。
なんとか後半18分にはカウンターから途中出場の柴崎岳が、19分には山口蛍のクイックリスタートから永井がシュートを放つもゴールネットを揺らすことはできませんでした。
すると21分、非常に背の高いFWパク・ヒョンイルが投入され、北朝鮮の放り込みサッカーの迫力が増します。
この交代が最初に実を結んだのが、33分でした。自陣でのFKでシム・ヒョンジンがロングボールを入れると、ペナルティアークにいたパク・ヒョンイルが森重に難なく競り勝って落とします。それをリ・ヒョクチョルがダイレクトで合わせ同点に追い付かれます。
さらに43分、バイタルエリアで日本のお株を奪うようなリズミカルなパス回しを見せ、最後はチョン・イルグワンが打ちますが西川周作がブロックします。ただ、こぼれ球を浅野拓磨が生かせず、スローインを与えてしまいました。
このスローインの流れからカン・グクチョルがクロスを上げると、パク・ヒョンイルが打点の高いヘッドを決め、ついに逆転されました。大柄のFWには槙野智章がついていましたが、完全に抑え込まれて高く飛ぶことができませんでした。
結果、疲れている上に逆転負けという、心身ともにダメージの大きな試合となってしまいました。1週間で3試合というタイトなスケジュールを乗り切って、勝ち点3を積み上げていけるかどうか。その難しさを感じさせる90分でした。